
↑ photo by Taro Irei
(マルチリンガルで多様な国への理解が深い、すばらしいカメラマンさんのお写真です)
私たちがはじめて東日本大震災の被害をうけた場所に入って活動をしたのは、2011年3月21日のことでした。自衛隊の方、地元の方をはじめ多くの方が、行方不明の方たちを探していた状況。
カメラを向けることにためらって初期には写真も取らなかったのですが、途中から思い直してお声かけさせていただいた後に撮影をさせていただいたりしていました。
大人の我々にとってもつらい環境。
住んでいたこどもさんにとっては、いかほどだったでしょうか。
この後、私たちは避難所でこどもたちのために「絵本プロジェクト」をたちあげました。行方不明の家族をさがしたり、誰かを助けたり。
流されてしまった家や残った家から、必要な家財道具をとりだしに行ったり、泥かけに行ったり…。
地元の方たち直近でやらないといけなかったことは、とてもたくさんありました。
小さなこどもがいる場合、面倒をみることに精一杯で、外にでかけることさえ難しかったからです。
この活動の大きなきっかけとなった日のことを、ブログで再掲させていただきます。